物語②ライアーと再び出会う
大人になってマッサージセラピストとなり、からだに触れ、手と感覚を使う仕事についた。(というか気が付いたらそうなっていた)
直接からだに触れていく中で音、というか響きがからだにあたえる影響について、興味を持つようになっていく。
そして学生時代から10数年後の冬、ライアーと出会い直す。
前途の音楽と楽器に愛された心友の縁で、とあるシュタイナー園のイベントに参加した時、久々にライアーの音に触れ、やはりこころ動かされる。
しかも、その園の大人達は自分で掘って産み出したマイライアーを奏でている!えっ、それ素敵!じぶんでつくれるんだ~。
そこからご縁をいただき、ライアーの先生のご自宅兼教室に伺い、さまざまなライアーに触れさせてもらった。
そして、「この音の世界は、深く、すばらしい。天使といるように、癒しもする。その反面、正しく扱わなければ、響きは危ない。」とくぎを刺される。
そ、そうなのか~。がびーん。
やっぱり、ライアーではないのかなぁ。
でも弦楽器、やっぱり奏でていきたいと、遊琴という日本発祥の楽器とでゆれる。
ライアーと遊琴の間でゆれながら、春を迎えたある日。
「ソウルサウンドライアー、ハルモニア」という言葉が飛び込んできた。
正確に言うと、停止していたはずのとあるメルマガから、なぜかその情報(演奏会)だけが送られてきた!しかも2回も。(ほんとになんだったんだろう、あれは。。)
そのライアーはとっても大きくて、一枚板だから体に乗せて響かせることもできて、ヒーリングにも使われていて、
しかも自分で彫って産み出すこともできるとな!
き、聴いてみたい~。響かせてみたいっ!
よくよく見たら、その奏者さん(秋吉まりこさん)自転車でいかれる距離でライアーイベントを定期的にしている。よしっ!
はじめて聴いたハルモニア(ライアーの名前)の音は、なんというか弾けていて、
「たっ、たのしい!」喜びにあふれていてびっくり。
みんなの前で普通に演奏するだけでなく、寝転んで一人一人に乗せて響かせて奏でるのだが、その寝ている人によってメロディはもちろん、音の雰囲気まで変わる。
まるで、その人の宇宙をはじめいろんな惑星や魂の記憶を旅しているみたい。
ということで、不思議なジャブによりついにソウルサウンドライアーとの出会いを果たしたのでした。
物語③につづく